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土地活用の種類
土地活用の方法はリスクの少ない消極的な活用から積極的に投資をして、収益をあげる活用法などさまざまな方法がありますが、大きく分けると、自己使用、売る、貸す、建てるの4つに分けられてます。
自己使用
農地や自己用駐車場、農業用倉庫・・・など自分たちが利用するための活用方法です。
売却
手早くまとまった現金を取得することが可能です。また、固定資産税等の税金や管理コストが掛からなくなります。しかし、土地はなくなってしまい、資産を無くしていく危険性があります。
貸す
・駐車場、資材置き場等
リスクが少なくできる土地活用法のひとつです。
ただし、農地から転用すると地域によって異なるのですが、固定資産税が2～3倍以上になってしまいます。駐車場の稼働率が低いと収益がマイナスとなることもあります。また、駐車場の場合では、収容台数が多いと駐車料の集金管理が大変となります。そして管理会社に委託するとまた経費がかかります。
・定期借地
30年間、土地を居住用として他人に貸し、30年後に更地にして返してもらうという活用法です。毎月安定収入が入り、30年後には無利息返還で保証金も入ります。初期投資が不要ですので、リスクが無くて、収入が少なく、長期安定を望む人に向いています。
・事業用定期借地
居住用ではなく店舗や倉庫などの事業用地として他人に貸す方法です。契約期間は10～20年以内なので、長期間の間の契約を好まない人に向いてます。ただし、店舗や倉庫の事業用地として貸すのであれば、立地条件がよくないと引き合いがありませんし、また借主が倒産したり撤退すると収入がゼロとなってしまうため安定という点では疑問が少々残ります。テナント選びには慎重に行う必要があります。
建てる（賃貸住宅・店舗）
土地活用として一番多く利用されている方法で、特にアパートやマンションのような賃貸住宅の場合では、相続税・固定資産税の節税対策になるというメリットがあります。しかし立地条件や、建物の条件などによっては、入居率が悪い場合となると、収益性が低くなります。最近ではこうしたリスクを回避するため、一括借上システムをもつ会社と契約するオーナーが増えてきています。
